「G検定」でAIのスペシャリストに!合格者インタビュー
皆様、「G検定」という資格をご存じですか?
G検定は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、人工知能(AI)に関する資格試験です。
G検定とは
G検定とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得のための検定試験です。
ディープラーニングをはじめとする、 AIに関する様々な技術的な⼿法やビジネス活⽤のための基礎知識を有しているかどうかを確認できます。G検定で得られるもの
体系的にAI・ディープラーニングを学習することで、「AIで何ができて、何ができないのか」「どこにAIを活用すればよいか」「AIを活用するためには何が必要か」が理解できるようになり、データを活用した新たな課題の発見やアイデアの創出が可能になる、デジタル施策の推進に自信が持てるようになるなど、あなたのビジネスやキャリアの可能性が飛躍的に広がります。
現状、AIの専門知識やスキルを有した人材が枯渇していて、将来的なAIへの需要の高まりをふまえると、2030年までには不足する人数が約12.4万人にも上ると予測されています。
そのような社会環境の中、ジャパン・セキュリティシステムでもAIに関わる人材をサポートする取り組みをすすめており、受験費用の補助などを制度として取り入れています。
今回は、その資格取得補助を利用してG検定を取得した北関東支店の儀保支店長より、お話しをうかがいました。
社内外でAIの可能性を強く感じて
――:お時間いただきありがとうございます。 まずはG検定合格おめでとうございます!
ジャパン・セキュリティシステムでは、AI画像解析のサービス・ソリューションを提供していることもあり、会社としてAI関連の技術習得や資格取得が推奨されていますが、実際に合格された方より資格取得のきっかけや苦労したポイントなど、お話しを伺いたいと思います。
本日はよろしくお願いします。
儀保:よろしくお願いします。
――:G検定を取得しようとしたきっかけを教えてもらえますか?
儀保:社内にG検定を取得した人がいたので、その人からお話しをうかがう中で取得に興味を持ちました。個人的にもAIという未知の領域・技術が社会にどんな影響をおよぼすのか、現段階で何をできるのか、関心を持っていたことも受験のきっかけだったと思います。
そもそも、AI自体がなんなのかも、あまり理解していない状態だったのですが、弊社ではAI画像解析のソリューションとして「エッジAIボックス」を提供しており、社内外でAIの可能性を強く感じていました。
AI画像解析ソリューション「エッジAIボックス」
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人に代わって効率的な防犯を実現するソリューション「エッジAIボックス」の仕組みや活用方法をご紹介します。
――:受験に向けた学習内容についてもお話しを伺いたいと思います。
何カ月前から受験に向けての勉強をはじめましたか?使われた教材なども教えてください。
儀保:ちょうど2カ月前から学習を開始しました。
利用した教材としてはJDLA※の公式テキストです。他にもオンラインで様々なアプリケーションやサイトがあったので、そちらを利用して学習しました。
※一般社団法人 日本ディープラーニング協会。AI関連の人材育成を目的にG検定・E資格などを主催
――:2カ月の学習期間は妥当でしたか?
儀保:いや、正直ギリギリでした。もう一回受けたら落ちていると思います(笑)
――:学習した内容についても教えていただきたいのですが、具体的にどのような知識が求められるのですか?
儀保:G検定はAIについてのジェネラリストを育成する資格なので、AIを利用・活用する上での広範な知識をもとめられます。技術体系やAIの仕組み、AIが社会に与える影響や業界の範囲などを学びました。
とくに自然言語処理などの文章を解析・読解・生成する仕組みが「専門用語・知識が多い」「用語の関連性が複雑」で、とても苦労しました。関連性がつかめなくて、なかなか単語や知識が頭の中でひもづきづらかったです。点と点がつながらないというか。
G検定の出題範囲(抜粋)
- 人工知能とは
- 人工知能をめぐる動向
- 人工知能分野の問題
- 機械学習の具体的手法
- ディープラーニングの概要
- ディープラーニングの手法
- ディープラーニングの社会実装に向けて
- 数理・統計
――:確かにこういった先進領域の学習には専門用語や知識が頻出するイメージがありますね。
儀保:単純な暗記は得意な方なんですが、「この単語はどういう意味でしょう」みたいな設問はほとんどなく。専門用語はわかったうえで、AIをとりまくリスクや社会課題・その課題解決に対しての理解がとわれるというか。本当に大変でした(笑)。
――:おつかれさまでした!
非常に苦労されたとのことですが、儀保さんの背中をみて、資格取得にやる気になったメンバーもいたんじゃないですか?
儀保:そうですね、G検定にかぎらず資格取得に対して前向きになってくれたらいいなと思っています。拠点の責任者としても後押ししていきたいですね。個人的には「ITパスポート」など、他の資格にもチャレンジしてみようかなと思っています。
――:今回の受験を機にAIに関するイメージや理解は変わりましたか?
儀保:画像解析についての問題点やリスクみたいな部分は実務に生かせる内容だったかなと思います。それ以外でいうと、AI自体にネガティブな印象というか、「AI=効率化=人減らし」みたいなイメージをもっていたんですが、いままでアナログで非効率的に実施していた業務をAIにまかせて、人にしかできない業務に集中しようというプラスなイメージに変わった気がします。
この前ニュースで聞いたんですが、秋田県で建設中のダムが全て無人のAI管理で実施しているみたいです。どんどん時代が変わっていく実感がありますよね。
AIによって無くなる仕事もあるでしょうが、それ以上に様々な業界が活性化されていくとおもいます。
個人的には、AI関連の様々なニュースにもアンテナをはるようになったのは、よい副産物だったと思います。
――:最後に、G検定受験を検討している方々にひとことメッセージをお願いします。
儀保:私は2カ月程度を準備・学習期間にあてましたが、もう少し余裕をもって臨めばよかったと思いました。
公式のテキスト以外にも様々なサイトを参考にして、頑張ってください!
――:インタビューにご協力いただきありがとうございました。
今回はG検定合格者にお話しをうかがいましたが、いかがだったでしょうか?
ジャパン・セキュリティシステムには、インタビューを受けてくださった儀保支店長のほかにも、AI・セキュリティに関するノウハウをもった営業メンバーが数多く在籍しています。
AIを利活用したソリューション・サービスも複数展開しております。気になった方は、いつでもお気軽にお声がけください。
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