ファームウェア更新手順のご紹介|エッジAIボックス
既存のカメラシステムに対してAI機能を付与できる映像AIソリューション「エッジAIボックス」。
当記事では、これからエッジAIボックスを使い始める方向けに、ファームウェアのアップデート手順をご紹介いたします。
この記事の対象となる方
エッジAIボックスのファームウェアが「ver.2.3」より古い方
AI画像解析機能をご利用いただくためには、PF-BW1604/1504共にファームウェアのバージョンが「ver.2.3」以降である必要があります。
下記を確認し、最新のファームウェアデータをダウンロードしてください。
【 ファームウェアバージョンの調べ方 】
「JSS-TOOL」を起動し、探索画面に表示されたエッジAIボックスの型番をご確認ください。
一番右の列にある「バージョン(HW/SW)」という項目で表示されている数字がバージョンです。(画像の赤枠部分)
画像の例では「ver.2.3」より以前のバージョンなので、ファームウェアアップデートが必要です。
機材の準備
下記構成図を参考にして、PCとエッジAIボックスを接続してください。
アップデート開始
①
JSSのWebサイトから、エッジAIボックスの最新ファームウェアデータをダウンロード。任意の場所に保存してください。
ファームウェアページはこちら
②
「JSS-TOOL」を起動します。
アプリケーションを立ち上げると、自動検出されたエッジAIボックスの型番が表示されます。
③
機器をクリックして選択すると、青色でハイライトされます。その状態で「マネージメント」→「アップグレード」を選択します。
④
①でダウンロードしたファームウェアデータを選択してください。
⑤
「スタート」をクリックしてアップデートを開始します。
⑥
アップデートが完了すると、「状態」の項目に「成功」と表示されます。選択したエッジAIボックスが自動で再起動しますので「JSS-TOOL」を閉じて、しばらくお待ちください。
⑦
「JSS-TOOL」を再起動してください。
ファームウェアアップデートを行ったエッジAIボックスのバージョンが最新になっていることを確認してください。
以上で、アップデートは完了です。
最新のファームウェアを適用することで、エッジAIボックスの能力を最大限に引き出すことができます。
機材メンテナンスの一環として、定期的なファームウェアのバージョン確認・更新を推奨いたします。
効率的な防犯を実現するためのシステム構築に、ぜひエッジAIボックスをご活用ください。
「エッジAIボックス」をもっと知りたい方へ
人に代わって効率的な防犯を実現するソリューション「エッジAIボックス」の仕組みや活用方法をご紹介します。
製品詳細についてはこちら
- PF-BW1504:リテールエッジAIボックス
人の密集を解消することに特化したモデル
【機能】行列検出・マスク検出・ピープルカウント・ヒートマップ・ソーシャルディスタンス - PF-BW1604:セキュリティエッジAIボックス
侵入を検知するセキュリティ強化に特化したモデル
【機能】顔検出・侵入検出・物体検出・滞留検出・ラインクロス検出